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試合結果や分析・感想など

香川真司がPKで得点!

 

概要

メヘレンをホームに迎えたベルギーリーグ第6節。シント=トロイデンは、負傷していた林大地が先発復帰となった。橋岡のシュートや岡崎のシュートもあったが先制点とはならず前半はスコアレスで終了した。

後半53分、メヘレンにFK与えると、ハイレマンスに決められ失点。その後57分、林がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。キッカーは香川が務め、同点弾を決める。その後、コイタのミドルシュートのこぼれ球をブルーノが押し込み、ロスタイムにもブルーノは1点を決め、シント=トロイデンは3−1で快勝した。

 

考察・感想

シントの2点目のこぼれ球のシーンでは、前線にいる選手全員が詰めていき積極的にゴールを狙っており、チームとして強い得点への意欲を感じました。

香川選手の決めたPKでは、一度タイミングをずらすことでキーパーのタイミングをずらして決め切り、巧さを感じるシュートでした。

林選手・岡崎選手の前線からのプレスや2点決め切るブルーノと前線がとても活性化しているように感じました。

 

日本人がイングランドで活躍するためには?

サマリー

日本サッカーは国内リーグ含め大きな成長を遂げて、Jリーグからのステップアップとして海外クラブへ移籍する選手も多くなりました。その中でもドイツは特に多くの日本人選手が活躍しており、ブンデスリーガでは多くの日本人同士のマッチも見ることができます。その中で、ステップアップの頂点とも言えるレベルの高さを誇るイングランドプレミアリーグに在籍する選手は少ないです。プレミアリーグは選手の実力ではない点で、日本人が移籍しにくい環境があります。それについて、今回は取り上げたいと思います。

 

労働許可証問題

 日本人選手がイングランドで活躍する上で最も障壁となるのは、この労働許可証です。これは、法律で決められた英国で働く外国人に課せられるもので、難しい条件をパスしなければ、イングランドのクラブで活躍することはできません。

 

自動認定基準

 自国のFIFAランクに応じた直近2年のA代表での試合時間の基準を越えなければならないというものです。日本は27位に当たるため60%以上の出場が求められます。例外として、移籍金の市場価値を参照したものもあります。

 

この基準はイギリス代表の強化のために作られたものでありますが、ホームグロウン制(イギリス人選手やイギリスで育成された選手のメンバー入り規定)や労働許可証問題は日本人選手の移籍を阻害する大きな障壁となっています。

 

 

結論

 日本サッカーのレベルの向上は止まることを知らず、アーセナルで活躍する冨安選手やEL優勝などこれからもビッククラブの活躍やタイトル獲得への貢献など楽しみになる部分も多いですが、自国のFIFAランクが重視される労働許可証問題などもあり、選手個人の活躍でなく、日本としての活躍・Jリーグの強化も必要となります。

 

香川真司の衝撃再来?鎌田大地2試合連続ゴール

試合結果

ブンデスリーガ第3節フランクフルト対ケルンでは、69分デンマーク代表イェスパー・リンドストロームと交代でピッチに入ったフランクフルトの鎌田大地は、左サイドからペナルティエリアに入ろうとしたところでファウルを受け、自らフリーキッカーとなり直接ゴールを決めた。

ただ、フランクフルトはその後にケルンからの同点弾を受け、1−1でドローという結果に終えた。

 

感想・考察

今季のフランクフルトは、主力メンバーであったフィリップ・コスティッチがユベントスへの移籍をおこなったことからシステムや戦術面での安定性を欠いており、今ひとつ定まっていない状況にある。初戦のバイエルン戦での大量得点や本節でも守備の不安定さはとても懸念点となっており、今節でも勝ちきれない原因となっている。

鎌田選手のFKからのゴールは、高難易度な位置からのシュートで決まった要因としては相手選手に当たったところも大きかったが、代表でのFKでの活躍も見れるかもしれない。

鎌田選手は、ドリブルでの突破やミドルシュートにつながるスルーパスなど持ち味を活かしたプレーが見られた。また、途中出場は体調不良から前日の練習を休んだことからチームでのフィットなどを考慮したと見られる。

 

 

 

久保建英出場もバルセロナに4発

試合概要

21日のラ・リーガ第2節ソシエダバルセロナは4対1でバルセロナが勝ち星を上げた。ソシエダ所属日本代表である久保建英は2トップの一角として先発出場し、70分で交代となった。

キックオフから1分後、ソシエダの攻撃からの即効によりレヴァンドフスキによる先制点がバルセロナに入る。

その後、ソシエダも反撃に出る。久保とシルバのハイプレスにより得たボールをイサクがループでゴール。

後半66分にデンベレ、68分にレヴァンドフスキ、79分にファティと連続でゴールを入れられてしまう。

 

考察・感想

 前半は、ソシエダが互角の戦いを見せていたため、面白い展開が見られるのかなと思いましたが、後半は中盤のスペースを多く使われた印象がありました。

バルセロナのファティは3ゴールに関与し、ペドリとのコンビーネーションの良さも光っていました。バルセロナの層の厚さも後半の怒涛の得点に影響したと思います。

2点獲得のレヴァンドフスキバルサの前線の安心感にとても影響していました。

久保選手はマジョルカで培った守備がとてもソシエダでも生きていました。連携やソシエダでのトップでの起用などの慣れが出てきたら、さらなる活躍も期待できると思います。ソシエダの一点目も久保選手なしでは獲れない得点で、攻守にわたり活躍があった試合となりました。シュートなどのキック精度を向上し、試合の中での決定機での確率を上げることが重要になると思いました。

ソシエダとしては前半は通用していた部分が多かったので、ハードワークを続ければチームとして上にいけるポテンシャルはあると思います。